どの町の人も、騎兵と射手の叫びのために 逃げて森に入り、岩に上る。 町はみな捨てられ、そこに住む人はない。
ししはその森から出てのぼり、 国々を滅ぼす者は進んできた。 彼はあなたの国を荒そうとして、 すでにその所から出てきた。 あなたの町々は滅ぼされて、 住む者もなくなる。
そのとき、人々は山にむかって、われわれの上に倒れかかれと言い、また丘にむかって、われわれにおおいかぶされと言い出すであろう。
わたしは祭壇のかたわらに立っておられる主を見た。 主は言われた、 「柱の頭を打って、敷居を震わせ、 これを打ち砕いて、 すべての民の頭の上に落ちかからせよ。 その残った者を、わたしはつるぎで殺し、 そのひとりも逃げおおす者はなく、 のがれうる者はない。
そして町の城壁はついに打ち破られたので、兵士たちはみな逃げ、夜のうちに、王の園の近くの、二つの城壁の間の門から町をのがれ出て、カルデヤびとが、町を攻め囲んでいるうちに、アラバの方へ落ちて行った。
ひとりの威嚇によって千人は逃げ、 五人の威嚇によってあなたがたは逃げて、 その残る者はわずかに 山の頂にある旗ざおのように、 丘の上にある旗のようになる。
それゆえ、主はアッスリヤの王の軍勢の諸将をこれに攻めこさせられたので、彼らはマナセをかぎで捕え、青銅のかせにつないで、バビロンに引いて行った。
イスラエルびとは、ひどく圧迫され、味方が危くなったのを見て、ほら穴に、縦穴に、岩に、墓に、ため池に身を隠した。
人々は主によって遠くへ移され、 荒れはてた所が国の中に多くなる時まで、 こうなっている。
彼らは弓とやりをとる。 彼らは残忍で、あわれみがなく、 海のような響きを立てる。 シオンの娘よ、彼らは馬に乗り、 いくさ人のように身をよろって、 あなたを攻める」。
主は言われる、見よ、わたしは多くの漁夫を呼んできて、彼らをすなどらせ、また、そののち多くの猟師を呼んできて、もろもろの山、もろもろの丘、および岩の裂け目から彼らをかり出させる。